背景初心者必見!背景苦手意識の克服方法

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こんにちは!営業のよもぎです。

 

突然ですが
人物を描くのは好きだけど背景を描くの苦手って方、多いのではないでしょうか?
・・・僕もそうです笑
今もせっせと背景ハウツー本を読みながら勉強しております。

 

パースなどはある程度分かっていても
描き慣れていないから背景の構図が思い浮かばない・・・

空間把握能力ってどうすれば身に付くの・・・
分からないからどんどんと背景を描くのが億劫に・・・

 

というのが実体験なのですが、そんな同じ気持ちの方へ
背景の構図練習方法を共有致します!

細かい部分を描く方法ではなく、
あくまで構図アイディア空間把握能力を鍛える方法なので

その点だけご了承ください。

 

では早速スタートです!

 

 

■構図資料用の写真を撮ろう!


結局資料用写真撮影かよ!と思われたかもしれません。
ただ、例えばファンタジー世界を表現したくても
そんな写真撮るのは現実的じゃないですよね?
それに今回はあくまで構図アイディア&空間把握のための写真撮影です!

 

ではどうするかというと、
まずは家にありそうな下記をご用意ください。

 

★用意するもの★ ・ワイヤーネット
・デスクライト(スマホなどのライト機能でも代用可)
・ティッシュの箱
・デスク用のミニチュア観葉植物
・コップなどの立体的で自立するもの×何個か(大きさが違うと尚良し)

ワイヤーネットや観葉植物がなかった場合でも

100均でほぼ揃えることができるので超低コスト!
ワイヤーネットは絶対必要なのでこれだけはなんとしても揃えてください。

 

では上記をどのように使用するか実例です。
まずこのようにワイヤーネットを平たいところに寝かせます。

 

 

 

 

もうこの画像を見ただけで絵を描いている方ならハッとしますよね?笑
そうなんです、これで目に見えるパース線になっているんですね。

このワイヤーネットの上にティッシュの箱を縦に立てると・・・

 

 

 

 

なんとなくですが、ビルに見えてきませんか?
そして周りにティッシュ箱より小さいコップなどを置いて
観葉植物も配置していくと
大きいビルと小さいビル、その周りに生える街路樹みたいな景色に。

 

 

 

 

このようになんとなく構図を作っていったら
デスクライトで太陽の位置から光を当てていきます。

 

 

 

 

ティッシュ箱の側面を見ていただくとわかるとおり

陰影が分かり、一気にイメージが湧きます!

この構図ではティッシュ箱をビルにしてみましたが
次はティッシュ箱を本棚に見立て、
コップを人物としたこんな構図も面白いです。

 

 

 

 

ベンチの後ろは窓になっていて

そこから光が差し込むイメージで・・・

みたいな感じでどんどん構図が膨らんでいきます。

 

こうやって練習していくと
空間を意識した構図づくりができますので

後の細かい描き込みは資料を見て描けばいいんです!(無責任)

 

頭の中で描きたいものの大きさがイメージできていれば

ティッシュ箱など身近なもので全部代用できちゃうんですね。

なのでティッシュ箱をドラゴンにしてもいいんです。

それに見合う人間サイズのコップなどを置けば空間が作れます。

 

背景以外にも洋服の皺を紙ティッシュで表現したり

紙ティッシュを筒状に丸めてスカートの資料にしたりなど

身近なもので絵の資料って作れちゃうので

ネットで検索してもいい資料が見当たらない〜って方は

是非手作り資料、やってみてくださいね!

 

 

今回は以上です!

この講座がイラスト制作の楽しさに繋がっていただければ幸いです。

 

ではまた次のブログで。

さようなら〜

 

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yomogi

恋猫は我が家の黒猫! 趣味のイラストを描きつつ好きなアニメ・ゲームを永久に嗜む そんな超越的なスロウライフを謳歌できるよう日々を過ごしています。