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ツネの知ってる世界第8回〜M-1グランプリ〜
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2018.12.12
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投稿者: ツネ
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お久しぶりです。お笑い大好きなツネです。
少々前の話になりますがM-1グランプリがありましたね。
最近はなんだかんだテレビ離れだと言われている中でやはりM-1そこはさすが
瞬間最高視聴率はそれぞれ
関東地区 22.3%
関西地区 37.6%
となりました。日本を代表するコンテストとして地位を確立しましたね。
そんなM-1グランプリですが、もちろん私はスタートの2001年から欠かさず観ております。
欠かさず観ているからこそ気づいたことがあるのですが、やっぱりM-1ってのは不思議な大会だなと思うわけでございます。
不思議というのはどういうことかというと、本当にコンテストじみているといいますか、ある種お笑いっぽくないんですよね。
そもそも感動的な煽りVTRを作成して、芸人さんの努力をあえて見せるようなやり方はちょっと笑い<感動に寄った演出かなと思います。
しかし、これは大変面白いやり方で、これをすることによりM-1グランプリという大会の格が上がって見えるなと思うんです。
だからこそ絶対に決勝では視聴者投票はありませんし、全てがプロ中のプロによる審査によって決められるわけです。
この「視聴者が審査するか否か」という問題は結構昔からされてきたように思います。 自分の好きな芸人が負けた。 優勝した芸人が面白いと思えない。 採点に納得がいかない。 いろんなネガティブ意見があり、それを受けてか視聴者による採点で勝敗を決める大会も出てきました。
もちろん、私としても今年の採点には納得いかないなと思うこともありました。
しかしここもM-1の格式の高さ、ある意味で視聴者を置いていくかっこよさなのです。
M-1の審査は、おそらく面白さだけでは観ていません。
・どんな傾向のネタを作ったのか、そのネタは新しいか
・ネタはお客さんに伝わるか
・漫才が上手いか
・4分という時間にぴったり収まっているか
・会場のウケはいいか
・その芸人にドラマがあるか
・今後テレビで活躍しそうか
・笑いと笑いの感覚は狭いか広いか
など、これか複数の基準を、それぞれの審査員の方が別々に持っています。
だから正解はないし、決勝に進出した方々のネタが一辺倒ではないのだと思います。
これらのことを考えながら見直してみると、採点や審査員の方のコメントの意味が理解できるかもしれません。
今一度、M-1グランプリを格式のある真面目なコンテストという見方をして観てみるのも一興かもしれません。
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プランナープロレスとお笑いが果てしなく好き。好きなプロレス技はジャーマンスープレックス。バナナマン設楽さんの永遠の追っかけ。野菜嫌いのフトアゴヒゲトカゲのヨシツネ(3歳)と二人暮らし中。オクパードな毎日ですがトランキーロで頑張っていきます。最新記事 by ツネ (全て見る)
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