七味をかけるのはアリ?「イチオシみそ汁」をめぐって無礼講トークしてみた

投稿者: 


 

 

 

この記事は2017年10月の記事の再掲載です。


 

 

和の食卓にかかせない食事といえば、みそ汁。ごはんの隣にたたずむ様子こそ派手ではありませんが、一口いただくと心がほっとあたたまります。栄養価も高く、具材によって味を変えられるのも魅力ですよね。

 

photo by 写真AC

 

しかし、実は地域によってみそや具に大きな差があるのも事実!今回はテクノアートの面々が「自分が最も推したいみそ汁」略して「推し汁」について議論します。

 

みそ汁トーク①赤みそ派?白みそ派?

9月某日、業務を終えたメンバーは会社近くの居酒屋に集結。飲み会自体はよく開催するそうですが、今日は推し汁のプレゼンとあってなんだか熱が入っています。

 

所長「私は佐渡出身なんですが、実家でよく出た白みそのみそ汁がイチオシです!トビウオのすり身と玉ネギと、あとお豆腐が入ってます」

 

コロ「やっぱ白みそですよね~。でも私は油揚げとネギだけのみそ汁がいいです。切った油揚げと小ネギを山盛り入れるとおいしい!長ネギじゃなくて小ネギなのがこだわり」

 

やじキチ「赤みそでなめこと豆腐もおいしいよ!ただ、大根と油揚げも捨てがたい……」

 

lemmon「私は赤みそにネギがいいですね。小さく切った豆腐が少し入っているのがベストです」

 

出身地で推しみそが変わるんですね~。一般的に白みそは塩分が低く、西日本を中心につくられています。対して赤みそは塩分を多く含んでおり、東日本でよく使われています。

 

photo by 写真AC

 

また赤みそと白みその中間のような色をした「淡色みそ」もあり、関東甲信越・静岡県あたりで売られていることが多いです。東京出身の人には、この淡色みそが一番なじみ深いのでは?

 

所長「白みそ派だけど、確かになめこは赤みそのほうが合うよね」

 

やじキチ「そうなんです!!さすが所長!いや~、分かってらっしゃる!!」

 

具によってみそを使い分けると、“通”な感じが出るかもしれません。

 

 

みそ汁トーク②みそ汁に七味唐辛子をかける?

紅ぽてと「私は豆腐とわかめとなめこがテッパンですね。あと……みそ汁としてカウントしていいのか微妙なところですが、秋田県では納豆を入れるときもあるんですよ。七味唐辛子をかけるのもおいしいです」

 

今川焼き「私も七味唐辛子かけますよ!白みそに万能ねぎのみそ汁が好きですね」

 

所長「しっ……七味唐辛子を!みそ汁に!?」

 

 

ここまで読んで、所長と同じくカルチャーショックを受けた人も少なからずいるのでは……。

 

photo by 写真AC

 

試しに「みそ汁 七味唐辛子」で検索してみると、「なんで七味をかけるの?」「いやむしろなんでかけないの?」と出口の見えない論争が繰り広げられていました。地域によってはさほどマイナーな食べ方でもないようです。

 

やじキチ「そんな食べ方が!ちょっとやってみたいかも」

 

lemmon「おいしいですよ~、風味がアップする感じがします」

 

所長「だって七味唐辛子かけたら味噌の味わいが……こればっかりは理屈じゃないんだ……」

 

 

なお風味づけの他にも、七味をかけると「体がぽかぽかして暖まる」なんて声もありました。寒くなるこれからの季節に試してみる価値はありそうです。

 

ところで七味の衝撃かスルーされていますが、紅ぽてとの「納豆入りみそ汁」もそこそこパンチが強いのでは?「納豆汁」と呼ぶこともあり、秋田のご当地グルメのひとつなのだそうです。

 

 

みそ汁トーク③こんな具はアリ?ナシ?

びすこ「私の家では大根がよく入ってました。あとはあおさとか、邪道かもしれないですがじゃがいもとか」

 

ほっちー「邪道じゃないですよ!私もじゃがいものおみそ汁好きです。白みそで、わかめも入れてます」

 

コロ「えっ、じゃがいも入れるんですか!?それはあんまり……わたし豚汁でさえもイモ入れたくなくて」

 

 

なんと、どうやらみそ汁議論の第2ラウンドが始まったようですね!「じゃがいもを入れるか否か」もよく注目されるポイントのようです。

 

photo by 写真AC

 

じゃがいものアリナシについては、こんなアンケートがとられるほどに白熱するようで……。

 

ほくほくの食感! 味噌汁の具材にじゃがいもはあり? なし? 大学生の約7割は | グルメ | 学割・お得 | マイナビ 学生の窓口

 

全国の読者が選ぶ「いらないみそ汁の具」…2位「ジャガイモ」3位「鶏肉」、1位は?(全文表示) – Jタウン研究所 – Jタウンネット 東京都

 

びすこ「いらない具の2位がじゃがいも!?そんなはずはない」

 

所長「さつまいもなんかも甘くておいしいよね!」

 

ほっちー「いや、甘いのが入ってるみそ汁は違うんです!(キッパリ)」

 

所長「……」

 

 

テクノアートの中でも「イモなんでも歓迎派」「イモの種類によってはアリ派」「イモ完全拒否派」と、意見がはっきり分かれる結果になってしまいました。

 

また、イモのアリナシ以外にこんな意見も。

 

やじキチ「みそ汁は食べごたえあったほうが好きですけどね~。満足感がほしい」

 

lemmon「うーん、でもたまに張り切りすぎなのありますよね。『これ、みそ汁じゃなくて野菜のみそ煮やん!!』って思ったことが何度か」

 

コロ「個人的に具だくさんは好きじゃないです。汁の味を楽しみたいのに」

 

やじキチ「ぐぬぬ……」

 

 

みそ汁のボリュームまでも議題にあがるとは。家族以外の人におみそ汁を作るときには、慎重に具を選んだ方がよさそうです。

 

 

平和と混沌を同時にもたらす、それがみそ汁

かなり白熱した推しみそ汁トーク。それぞれ味へのこだわりや地域差が明らかになりました……って、大丈夫ですか?仲悪くなってませんか?

 

lemmon「こんなときこそ、シメにみそ汁ですよ。心をほっと癒してくれるんです」

 

所長「そうそう、玉ネギの甘みがしみわたるよね~」

 

紅ぽてと「え、玉ネギ入れるんですか?そこは長ネギじゃなくて?」

 

今川焼き「玉ネギ入れてもおいしいですよ!」

 

 

……どうやらまた新たな火種が生まれてしまったようです。お気に入りのみそ汁の素晴らしさを伝えたい気持ちは誰にでもあるでしょうが、議論はほどほどに!

 

The following two tabs change content below.
Avatar photo

テクノアート管理

テクノアート株式会社 東京事業所は、イラスト制作を中心としたデジタルコンテンツ総合デザイン会社です。 2015年3月3日から東京は千代田区にて絶賛営業中です。 何卒よろしくお願い申し上げます。

コメントを残す