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ラーメン屋から転身!新たな世界にアタックする営業マン【社員インタビュー第3回】
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2017.03.30
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投稿者: さとうむか
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月に1回お届けする連載企画、「テクノアート社員インタビュー」。1人の社員にスポットを当て、仕事内容の紹介や、働くことのおもしろさを存分に語ってもらいます。
「イラストやゲームシナリオをつくる会社ってどんな感じなの?」「デザイン制作に興味がある」と就職活動を考えている方は、ぜひチェックを!
<前回の社員インタビューはこちらから!>
ゼロからゲームを作り出す!社内イチのこだわりを持つディレクター今回で3回目となる社員インタビューに登場するのは、営業部の山下さん。以前は全く違う仕事をしていましたが、ある出来事をきっかけに今の業界へ飛び込んだのだそう。そんな彼に、営業マンとしての展望を聞いてきました。
目次
10年働いたラーメン屋。転職した理由とは
――まずは、今のお仕事に至るまでの経緯を教えてください。
もともと絵を描くことが好きで、若いころはマンガ家を目指していました。高橋ヒロシ先生のマンガが好きで、男性キャラクターばっかり描くなど影響を受けていましたね。しかし友人のバイト先であるラーメン屋の店長さんと仲良くなって、一緒にやらないかと声をかけていただき、少しずつラーメン屋で働くようになりました。
下積み時代もすべて含めると、約10年ほどラーメン屋として働いていたことになります。そのうち6年は、新しく立ち上げたお店の店長をやらせてもらっていました。ただその間も、看板やチラシを作ったりして絵を描くことは続けていましたね。周りも僕がマンガ家志望だったのは知っていたので、「こういうの得意だろうから」と任せてくれていたんです。
今でもラーメン屋に行くと、いろんな点が気になってついジロジロ見ちゃいます。職業病ですね(笑)。
――ラーメン屋さんから転職しようと思ったきっかけは何だったんですか?
一番大きいのは結婚です。飲食店だと夜遅くや休みの日も仕事をしなければなりませんし、それで家庭を作っていくとなると、自分にはちょっと難しいかなと。家族サービスの時間もあんまりとれないですし、転職しようと思い至りました。そのときもイラストやマンガは好きでしたが、それで食べていけるほどの技術はないなと思ったので、なにか絵に関する仕事を探そうと。そこでこの業界に行き着きました。
前の会社にディレクター職として入って所長と知り合い、テクノアート創業のタイミングで参加させてもらって。昨年の秋ごろから営業へ異動しましたが、今振り返ってみても、やっぱり転職して良かったなと思います。家庭と仕事はバランスがとれていないといけないですし。
1件でも多く!受注を目指してひた走る
――現在の仕事内容を教えてください。
先ほどもお話した通り、営業をしております。新しいクライアント様からデザインやイラストなどをご発注いただけるよう、アプローチしていくのが主な仕事です。当社ではクライアント様からご発注をいただくと、クリエイターへ制作依頼を行い、納品物をクライアント様へ納めます。制作の指揮はディレクターが行うので、営業は業務の最初の部分を担っていることになりますね。
営業先はゲーム会社や広告代理店が多いですが、最近ではそれ以外の業界へも積極的にアピールをしています。営業のメンバーで話し合ったり、企業のデータを集めたりして、地道にターゲットを絞ってから営業をしていきます。
――営業はどのように進めるのですか?
まずは担当者の方へメールか電話をして、実際に会う約束(アポ)が取れたら打ち合わせを重ねていきます。あとは交流会などに行って、名刺交換していただいた方に後日連絡を取ったりもしますね。初対面の方と話す機会は確かに多いですが、それは相手も同じこと。お互い緊張しているのかなと思うと、少しは気持ちも楽ですよ。
時間を意識しながら、営業のチャンスをつくっていく
――ここで、1日のスケジュールを見てみましょう。
10:00~12:00 メールチェック、営業先リストの更新・確認
出社したら、まずはメールボックスのチェックから。また、新規営業をかける企業様をリストアップしているのですが、そのリストの更新・確認なども行います。この時間帯で、やり残したことがないかしっかりチェックしています。13:00~14:00 ランチ
いつでもサッと食べられるランチをとることが多いですね。コンビニで買ったり、近くの立ち食いそば屋やラーメン屋に行ったりしています。
14:00~16:00 新規営業・打ち合わせ
この時間帯に新規営業のアタックをすることが多いです。打ち合わせがある日は、その合間を縫って電話をかけたりメールを送ったりしています。17:00~19:00 打ち合わせ・雑務
打ち合わせは、多いときで1週間に6回ぐらい。まだまだ増やしていきたいですね。定時をオーバーしないように仕事を整理し、明日の準備をします。やりがいを大事に“修行”を重ねる時期
――仕事をしていて嬉しいのはどんなときですか?
新しい会社さんからご発注をいただけたときなど、結果が出たらやっぱり嬉しいです。単純なことかもしれませんが、クライアント様からほめていただいたり、苦労が報われたりしたときは、この仕事をして良かったなと思います。
――結果に結びつくまでは気が抜けないですよね。
そうですね。ご発注までの日数は、会社や希望する内容によってさまざまなので、一概には言えないですが。タイミングが合うとすぐにご発注をいただけることもありますし、反対にどうしてもスムーズに運ばないこともあります。もちろん時間をかけすぎずに良い結果へつなげられるのがベストですが、まだ経験が浅いせいか正直手探りな部分もあります。
ただ、ヒアリングなどのスキルを高めたいという気持ちもあるので、今は修行期間だと思っています。経験を積んでいかないと見えてこないこともあるだろうと。試行錯誤して苦労するからこそ、ご発注をいただけると嬉しく感じるんですよね。
弱点に悩んでもムダ、自分が動くしかない
――では逆に、大変だと思うのはどんなときでしょうか。
しんどく感じるのは、成果を出すためにどう行動すべきかが見えなくなってしまうときです。ご発注をいただくためにはどうアプローチしたらいいのか、どう相手を説得したらいいのかなど、正解にたどり着くまでには苦労しますね。つらいときには営業の成功事例を読んだりして、どう動くべきか模索しています。
あとは、アポが取れないときも追い込まれます。「この先全然とれないんじゃないか……」と不安な気持ちになったりしますが、一人で悩んでいても時間が過ぎていくだけなので、大変なときは抱え込まずに営業のメンバーに相談しています。私はもともとざっくりした性格で細かな資料作りが苦手なんですが、そこでもアドバイスをもらったりしています。
――その点は今後の課題でもあるわけですね。
はい。自分の中にノウハウを増やしつつ、資料もスピーディーに制作できるようになれば、どう動けばいいのか迷うことも少なくなると思っています。営業先の会社や担当者様によって、どんな成功例を紹介するべきか、どんな数字があれば納得していただけるのかも変わってくるんですよね。そういったデータを先方の希望に合わせて即座に出せたら、よりわかりやすく伝えられると考えています。
いろんなアピール方法があるので難しいですが、自分で動かない限りは解決しないので、やるしかないと思っています。
ビジョンを見据えて、どんどん経験を積みたい
――この先の目標や、やりとげたいことを教えてください。
営業という仕事をもっと勉強して、自信を持って楽しくできるようになりたいです。人間って、ものごとの全貌が見えていると安心するんですよね。ラーメン屋時代もそうだったんですが、ある程度経験を積んで仕事を任されるようになると、全体像がわかってきて自信が持てるようになるんです。なので今の仕事も、早くその段階に進みたいですね。
あとはおもしろいことを考えたり、アイディアを出すのも好きなので、そこも活かせたらなと。具体的には自分で企画を立てて、それをクライアント様へ提案できるようになりたいです。自分が立てた企画ならプレゼンもさらに自信を持ってやれますし。細かい仕事への苦手意識も克服して、叶えていきたいですね。
――営業のお仕事には、どんな能力が求められると思いますか?
どんな道でもたくさん障害があると思うんですが、常に自分のビジョンを見失わずに行ける人は強いと思います。先にある光が見えていると、めげずに前に進めるので。
コミュニケーション能力ももちろん必要ですが、どちらかというと話す能力より聞く能力のほうが必要です。相手の話をしっかり聞いて、何を望んでいるのかが分かってあげられる人だと、適正があると思いますよ。
新しいことに尻込みせず積極的に立ち向かっていく姿勢には、どこか人を引きつける力を感じました。会社と会社、人と人を結びつける営業マンにとって、それは欠かせない能力なのでしょう。
テクノアートブログではこれからも、毎月1人の社員にフォーカスしたインタビュー記事を公開していきます。果たして次回は、どんな本音が聞けるのでしょうか?
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WEBライター・編集として奮闘するゆとり世代。気になったもの、おもしろそうなものを記事にしてお届けします。ジャンルはクリエイターさん向けのものから、生活・仕事・雑学などなど広くやっております。最新記事 by さとうむか (全て見る)
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