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【再掲載】人生を変えた作品、ありますか?!メンバーに聞いてみたよ。
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2022.02.24
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投稿者: テクノアート管理
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この記事は2017年10月の記事の再掲載です。
みなさん、こんにちは!ライターの4pikoです。
過ごしやすい秋の気候になってきましたね!
秋といえば、運動の秋に、食欲の秋。
そして芸術の秋!
テクノアートは「デザイン」を生業にしている企業。
だからテクノアートの面々も、普段から芸術的なインプットを大切にしている訳なのですが。
そういうインプットをすることによって、いろいろなメリットを得られることはお分かりかと思います。メリットの例
・感性が豊かになる
・様々な知識や表現方法が学べる
・想像力が刺激され、感動を味わえる
・これらの利点を統合して、自分自身が成長する
それを踏まえまして、「そもそも今のテクノアートのメンバーが、この業界で働く事を選んだ作品だって、あるんじゃないかな?」って思ったんです。ということで、今回はメンバーの
「人生を変えた作品」
をお送りしたいと思います。
まずは、今年新卒で入社したので、影響を受けた時からあまり時間が経っていなさそうなコロから!
私は初音ミク、です!
https://ec.crypton.co.jp/pages/prod/vocaloid/cv01より引用
−ほうほう、それはどうして?
私が本格的に絵を描こうと思ったきっかけなのです。もともと絵を描くことが好きだったのですが、ミクをもっとかわいく描きたい!かわいい服を着せたい!と何度も描いているうちに、どんどん絵を描く時間が増えていきました。
その時間がとても楽しくて…ぼんやり絵を描く仕事っていいなあと思うようになったんですよね。−そこから、夢を叶えて今に至るって事ですよね。素敵。
当時は、全然パソコンが使えなかったので、デジタル絵も一回挫折していたのですが、
ミクのために勉強して、ウォークマンにVOCALOID曲を入れるためにパソコンの操作も覚えたんですよ(笑)。今考えると絵だけでなく、いろんなきっかけをもらったなぁ…。とてもいい出会いだったなと思います。最近は描く機会が減ってしまったので、また描かなきゃ。−めっちゃいい話ですね…。お次は、ハードボイルドダディなチャック・フィンリーです。
私は「地雷震」という漫画作品です。
http://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000001594より引用
−初めてその作品名を聞きました。どんな作品なんですか。
ドラマ化もされた「スカイハイ」の漫画家、高橋ツトム先生が1990年代に連載していた作品です。主人公は新宿署の刑事というハードボイルドな作風でしたね。
−ハードボイルド。チャック・フィンリーに繋がった。どういう影響を受けました?
専門学校の学生時代に読んでいました。当時、漫画家を夢見ていたので「このような作品を作りたい」と衝撃を受けましたね。どうやったらこんな表現ができるのか、真似をして近づこうと必死でした。壁の表現、人の表現、空気感の作り方、絵で見せる力など、当時すべてが新鮮でしたね。人生を変えた作品です。
−なるほど。今回のタイトル回収、と。お次は、メンバーのみんなのお世話役ほっちーです。
私は封神演義という漫画作品です。
http://www.houshin-engi.com/より引用
−懐かしみを感じますね…!
初めて全巻買い集めた漫画作品です。それまでにも漫画を読んだことはあったものの、この作品に出会って漫画にハマるという経験をしてしまいました。23巻位まで続いていたので少ないお小遣いでちょっとずつ揃えていったのを覚えています。学校でも真似して描いている子がいたので、漫画系のイラストを自分で描いてみよう!と思ったのもこの時がはじめてだったと思います。2018年に再アニメ化することになったので、今から楽しみです!
−大好きな作品が再びアニメで観ることが出来るのは嬉しいですよね!さて、普段もよくゲームをしている紅ぽてとは?
僕はアトラス社の「ペルソナ3 」および「ペルソナ3 FES」ですね。
「将来はゲームを作りたいな」と、なんとなく思い始めたきっかけの作品です。https://www.atlus.co.jp/title-archive/p3/より引用
−ペルソナのゲームシステムは独特ですよね。
ダンジョンに潜って敵と戦うという王道のRPG要素がありながらも、放課後に友達とラーメンを食べに行ったり、学園のアイドルとデートしたり、不良坊主の愚痴に付き合ったりと、充実した高校生活を体験できるゲームでもあるんです。個性豊かなキャラクター達と展開するコミュ(※絆を深めるゲームシステム)のサブストーリーも面白くって。しかもそのコミュという絆を充実させていくと、戦いが有利になるという。無駄がないシステムに当時かなり衝撃を受けましたね。
−ゲームクリエイターになりたい若者に衝撃を与えた作品だったんですね。
当時はマンガ喫茶にもPS2が置いてあったりしたので、ソフトとメモリーカードを持ち歩いて、大学の授業の合間にマンガ喫茶でもプレイしていたりしました…。
−合間時間にやるほどだったと…。それは今のゲーマーライフにも通じてそうですね。さてデザイナーのびすこが影響を受けた作品は何ですか?
私はポケットモンスター赤・緑です!
http://www.pokemon.co.jp/game/other/gb-rg/より引用
−ほほう。その理由はなんですか?
ゲームを好きになった作品です。当時はまだ幼かったので母と一緒にプレイしていたのですが、幼いながらもワクワクした記憶があります。今でも一番覚えている記憶が、あるイタズラをしてしまったこと。「母が目を離している隙に手持ちポケモンを逃してしまった」んですよね〜〜〜〜!!!今思い出してもなんでそんなことをしたのかわからないのですが…(苦笑)ポケモンを逃した時に楽しさを感じていたのかもしれません…。
−可愛いエピソードだな、おい。やじキチはどうですか?
僕は「DEATH NOTE」の漫画です!
http://www.yodobashi.com/community/product/100000009001050604/3/review.htmlより引用
−やじキチっぽい!それはどうしてですか?
自分が描きたい理想が詰まっていたんです!小畑健先生の画力に圧倒されたな…。
構図、厳選された線数、線の強弱、トーンの処理…。こんな絵を描きたいと思い、以降は小畑健先生の絵を目標に模写と観察をしました。
今どうなったかって?うん、近づけたかどうかはここでは触れないでください…。−レジェンドの作風を模写した時間は、きっとやじキチの力になってますよ!きっと。
さて、経歴がメンバーで1番幅広いLemmonは何に影響を受けたんですか?僕はビートルズのRain(音楽)という楽曲です。
http://the-beatles-store.jp/product/tycp60015/より引用
−初の音楽!
このRainはThe Beatlesのシングルを集めたアルバム[パスト・マスターズ Vol.2]の中に収録されています。普通はシングルをリリースしてからそのシングル曲が入ったアルバムをリリースしますよね。ところがビートルズはシングルとアルバムを別物ととらえていて。シングルはシングルのみでしかリリースしないんです。だからアルバムに入らないんですね。
−そんな事情があって発売された企画アルバムだったんですね。
Lady MadonnaやAcross the Universeなども入っているので非常に素敵なアルバムですよ。さて、このRainは聴いて頂かなければスゴさが伝わりにくいと思いますが、説明してみます。このRainは1966年にリリースされたのですが、めちゃめちゃロックを感じる曲かつ、とても前衛的なサウンドになっています。
ポイントは
・ジョン・レノンのボーカル曲
・リンゴ・スターのドラムスのサウンドがリミッターでめっちゃ潰してある
・ビートルズ時代最高のドラムプレイ
・ベースのフレーズは一般人には弾けない難易度かつ曲の印象に深く影響を与えている
・逆回転レコーディングなどの当時最新の技術でレコーディング私がビートルズを好きになったきっかけの作品でもあり、DTMで音楽を作っていた時、ベースやドラムの編曲でお手本にした曲です。
−むちゃくちゃ熱い。思いが詰まっていますね。でも今の仕事にはどう生かされています?
編曲とプロデュースも補佐としてやっていたので、全体を構成する力、見渡す力、Goを出す勇気など、仕事に必要なマインドと姿勢を学びましたね!RAINそのものからはまぁ、このお仕事に直接結びつくサムシングは無いんですけど!
−なんとも頼もしいですね!はい、最後に所長です!
私は「fate/zero」です。ていうかtypemoon作品全般です!
−作品全般とは…言い換えるとそのプロダクションの活動に影響を受けたということですね。
本当に大好きな作品なのですが、元々DTPデザイン関係で働いていた当時、この作品に触れることでゲームの業界に深くかかわりたい!もっと独自の技術で勝負したい!と思い立ち、本格的に絵を描きはじめ、転職するに至りました。
−まさに所長の人生が変わった作品ですね。
とは言え、当時は自分のポートフォリオも一切無くって、イラストのレベルもまだまだだったので、必死にこの作品の模写をしてイラストの練習をしましたね。おかげでスーツや鎧がすんなり描けるようになった気がします。いまでも線や着色などのお手本としている大事な作品です。
−所長が鎧を描くのが得意な理由がココに!
お互いの作品を紹介しあったら、理解も深まるかもしれません。あなたには、人生を変えた作品、ありますか?
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