よもぎのイラストメイキング!グリザイユ塗りのコツ編①

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こんにちは!営業のよもぎです。

先月にゴールデンカムイの谷垣源次郎のファンアートを描かせていただきましたため
今回はそのイラストのメイキングをさせていただきます!

 

まずは制作したイラストがこちら!

 

どすけべ感(笑)を出せるように頑張りました。

 

こちらはグリザイユ塗りで作成しましたため
グリザイユのコツも一緒に解説していきたいと思います!
グリザイユってなんだ?って人向けにもイチから解説しますのでご安心を!

では早速レッツゴ〜

 

 

グリザイユ塗りってなんだ?

イラストのパーツごとに影色を決めて塗るのではなく

全てグレーで影を塗る手法です!

こんな感じです↓↓

 

 

グレーの濃淡のみで影を表現するため

パーツごとの影色に悩まず

統一感のある影色を付けることができることや

鉛筆デッサンに近いので、立体的に描きやすくなります

 

また、影自体をいっぺんに塗るため時短にも向いており

厚塗りの絵師さん方が取り入れてることが多い塗り方となっています!

 

ただ、グリザイユを試したことがある方は経験あると思いますが

とにかく色がくすみやすい・・・

 

僕が初めてグリザイユをしたときは

「なんだこれ!絵が変になった!最悪!!やらなきゃよかった!!」

レベルまで焦った記憶があります笑

 

グレーで影をつける、そこまではグリザイユとして正しいはずなのに

なんでこんな変な色に・・・と悩んで

調べたり自分で工夫したりとアレコレして辿りついた

よもぎ流の塗り方なので

一つの意見程度として参考にしていただければ幸いです。

 

線画からのメイキングなので、グリザイユだけ知りたい方は

目次から「グリザイユ」まで飛んでいただければと思います!

では次からメイキングスタートです!

 

ラフ

 

顔〜〜!誰だコイツ〜〜!!

この時は手癖で描いているためビックリするほど似てないのと

当初は裸で描いたため服が後乗せです笑(よかれと思って裸で描いたので純粋悪)

 

構図で意識したのは

キャラクターイラストは顔がとにかく命!なので

顔を大きく描けて、且つ特徴的なマッシブな体も描きたかったため

上半身がしっかり入る縦構図を選びました。(ポーズは適当)

 

このラフはどういう構図にするか悩んでしまったので

40分ぐらいウダウダ描いてた記憶があります・・・。

 

ペン入れ

 

瞳は色塗りのときに付けるので

僕の線画は大体こうなります。(瞳の位置でイラストの印象が大きく変わるため)

 

筋肉でパツパツな服のシワは参考資料を元に描いています。

僕はとにかく資料を見て描くタイプなので

「首の襟の見え方こんな感じで問題ないかな?」とかまでも

似た構図の写真を見たりして確認しています。

 

資料を見ることは何も恥ずかしいことではないので

資料集め&自撮りしてポーズ確認したりしましょう!

 

カメラロールが自分の写真まみれなのはちょっと恥ずかしいですが!

 

このイラストはほぼポストカードサイズで描いているため

解像度360dpiであり、少しだけ大きめです。

キャンバスの大きさによってペンの太さを変える小技を身につけましょう!

 

今回ペン入れで使っているのは

クリップスタジオにて有志の方が配布されている

マルチブラシ」を使用しており、11pxの大きさでペン入れしています。

(濃い鉛筆ブラシよりなめらかで太いのが特徴で、描き心地が好きなので愛用しています!)

 

ペン入れのコツとしては

アニメ塗りなどのベタ塗り以外は

線にあまり強弱を付けずに描いていく方が色が馴染みやすいです。

ただペンが細すぎるとキャラクターのインパクトが薄くなったり

色で勝負することになるため、

僕は気持ち太めぐらいのペンがお気に入りです。

 

線に強弱をつける場合のオススメタッチは

デフォルメ系・デザインイラスト系・アナログ感を出したいときがマッチしやすいです。

自身の絵柄がどのタイプになるのかを客観視して、

完成イラストのイメージに合わせて工夫してみてください!

 

グリザイユ

 

ここからが冒頭でお話したグリザイユ塗りに入っていきます。

まずは上記画像のように下地を全部灰色で塗ります。

 

使用した色はこちらです↓↓

 

今回は筋肉の強弱をつけたく、キャラクターとしても分厚く塗りたかったので

影色を4色、ハイライトを1色使って塗り込んでいきます。

 

また、「逆光」になるように塗っていきますので

背中側に光が当たることを意識して塗ってみます!

 

グリザイユの話ではないですが、

逆光にすると大体のイラストが雰囲気増すのでオススメです。

 

色塗りで使うブラシは

クリップスタジオで大人気の「怠けものブラシ」です!

ラフ・ペン入れ・着彩と全てこなせるスゴイヤツ!

 

影①を塗る

では早速、影①を塗っていきます。

影①は大部分の影を表していくので、一番しっかり描き込みます。

通常、影は大きく捉えて描く方がイラストとしてしっくりくるのですが

今回はキャラクターの雰囲気的にややリアル寄りにしたいと思ったため

影①は細かく描き込むことにしました。

 

光源の位置(今回であれば背中側)と

資料を見てどういう風にシワの影や人体の影がつくかを意識します。

 

 

使用した色↓↓

 

影②を塗る

影①のおかげで

シワの流れや体付きが大体分かる感じになったので

影①を元にボリューム感を出すため

次は少し薄めの影②で描き込んでいきます!

 

 

使用した色↓↓

 

絵に厚みが増した感じがしますね!

影②は細かく塗らず、大きく塗っていきました。

 

影の先端を「柔らかめ消しゴム」や「ぼかし」ツールで薄めると

肌や服などが柔らかい影になっていきますので活用しましょう。

ただ全ての影をぼかすと絵自体がぼんやりしてしまう場合があるので注意です。

 

影③を塗る

影②で厚みも出せたのですが

このままだとどうにも色全体にメリハリがありません。

なので影③でグッと暗い色を追加して明暗差の深みを出していきます!

 

 

使用した色↓↓

 

影③はあくまで一番暗いだろう箇所にそっと添える程度です!

料理で例えるなら

影①はステーキ、影②はライス、影③は付け合わせの野菜

って感じなので、メインを際立たせる役割です。

 

影④を塗る

影④はあくまで雰囲気を出すための影を塗ります!

これは灰色で塗らなくて、後からカラーで調整してもいいのですが

今回は一緒に塗ってしまいました。

 

光が画面左側の空白部分から来ているイメージなので

画面右側を暗くするため、エアブラシでさっと塗ります。

 

 

使用した色↓↓

 

ハイライトを塗る

影が塗り終わったら最後はハイライトをつけます!

今回は逆光の構図を描くことにしましたため、背中側に光が当たるのを意識しつつ

イラストの見栄えのために嘘のハイライトもいくつか付け足します

 

 

使用した色↓↓

 

ハイライトも影③と同じで、つけ過ぎないことが重要です。

逆光なので後頭部から背中にかけての輪郭に沿ってハイライトを乗せるのですが

顔と拳にもハイライトをつけています。

この顔と拳部分が、「嘘のハイライト」です。

 

嘘のハイライトを入れることで顔部分に視線誘導をしています。

 

顔と拳のハイライトを消すとこんな感じです↓↓

 

まだ後頭部やシャツの襟にハイライトがあるので

顔付近には目線がいくと思いますが、どうもハッキリしません。

 

冒頭で、キャラクターイラストは顔が命とお伝えしたように

とにかく顔への描き込みやテクには全神経を注がなければいけません。

 

なぜなら・・・

顔がしっくりこない絵はスルーされてしまうからです・・・。

 

残酷なことに大体の人は顔でイラストの出来・好みを判断しますので

顔を描き込み、且つ顔への視線誘導ができることで

人を惹きつけるイラストの第一歩になっていきます。

 

なので、嘘のハイライトを使ってでも顔への意識を向けさせて

「お!このイラストなんか良いかも」と思わせるのが重要です。

 

色を塗る前準備

グリザイユで影が完成したら、色を塗る準備をします!

 

まずはグリザイユで塗ったレイヤーと

線画のレイヤーを全て統合してしまいます。

色塗り中でも線画修正をする場合がある方はそのままでも大丈夫です!

ただ最終的には線画とグリザイユを統合しますので

まずはそれだけ覚えておいてください。

 

また、今回のイラストでは使っていないのですが

グリザイユの灰色を濃い目の茶色に変更するのもオススメです。

(オーバーレイレイヤーを活用してください)

 

灰色のまま色を塗るとくすみや暗さが強調されやすいので、

茶色に変更すると優しい色合いに変わっていきます。

 

実はこの灰色を茶色に変えるというのが

グリザイユ初心者にとって一番の救済になるかもしれません。

 

 

・・・これで色を塗る前準備は完了です!

 

だいぶ長くなってしまいましたため

今回の塗り講座はここまで!

次回、実際に色を塗る方法をご紹介していきますためお楽しみに!

 

それではまた次のブログで〜

 

※パート2をアップしました!

よもぎのイラストメイキング!グリザイユ塗りのコツ編②

 

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恋猫は我が家の黒猫! 趣味のイラストを描きつつ好きなアニメ・ゲームを永久に嗜む そんな超越的なスロウライフを謳歌できるよう日々を過ごしています。

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