あなたの黒歴史はどこから?テクノアートメンバーの恥ずかしい過去を聞いてみた

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いきなりですが、皆さんには「黒歴史」がありますか?

 

若さゆえにやらかしてしまった、思い出すだけで恥ずかしい。そんな思い出、つまり「黒歴史」が誰しも一つや二つはあるはずです。

 


(photo by ぱくたそ

 

深刻な中二病にかかっていた、どぎつい妄想の内容を誰彼かまわず話していた、好きなマンガのキャラになりきっていた……はい、ここまで読んで心がキュッとなった人はもう仲間です。

 

でも大丈夫!イタイ経験があるのは自分一人じゃありません。テクノアートメンバーにも、恥ずかし~~~い黒歴史があるのだそう。今日は封印していた記憶の扉を久しぶりに開けてみませんか?

 

 

黒歴史レベル★☆☆☆☆


ほっちー「以前の記事でも『バーサーカー』やら言われていましたが、本っ当に感情のコントロールが出来ない子どもだったので、怒るといつもモノにあたってました。今でも実家の壁には蹴って空けた穴や、刃物でつけた傷が残っています」

 


lemmon「なんと……」

 


ほっちー「あ、今は大丈夫です!大人ですから、ちゃんと分別わきまえてますよ!たぶん……」

 

 

いつも優しいほっちーですが、あまり怒らせないようにするのがよさそうです。

 


lemmon「まぁ、私も例に漏れずかなりワルかったですね。私は工業高校の機械科という、受験勉強しなくても入れるようなところに通っていました。機械科では実習の最後にレポートを必ず提出しなければいけないんですが、当時ワルかった私はその無意味な行為に辟易しておりました」

 


ほっちー「(自分でワルって言っちゃってる……)」

 


lemmon「そこで『レポートをオリジナルで提出してやれ』と思いついたのです。いや~、かなりのワルですよこれは。型にハマったレポートを提出する、そんな大人の敷いたレールの上をただ歩くだけの人生なんてまっぴらゴメンだぜと。ワルですねぇ」

 


ほっちー「で、どんなレポートを出したんですか?」

 


lemmon「ワルだった上に時代劇が好きだったので、時代劇のセリフ調に書いたんです。たとえば『変数や単位を明記する』というのを『変数、単位を明記し候』ってな具合に。ギャングも震えあがるワル思考でオリジナルのレポートを提出したのが、私の黒歴史ですね!!」


ほっちー「それ、ワルっていうか単に恥ずかしい話じゃないですか!」

 

ワルかどうかは見解が分かれそうですが、若かりしlemmonはその後職員室に呼び出され、めちゃくちに叱られたのだそう。先生を怒らせちゃうのはまずいですね。

 

黒歴史レベル★★☆☆☆


チャックフィンリー「僕は中学生のときに映画にハマり、登場人物になりきってエアーガンの機関銃を持ちながら友達と遊んでいたときですかね」

 


やじキチ「なるほどなるほど……でも、中学生くらいならまぁある話なんじゃないすか?」

 


チャックフィンリー「いやいや、なりきり度合いが段違いでして。
・友人を勝手に衛生兵に仕立て上げ、『プラトーン』のワンシーンを演じる
・ターミネーターになりきるときは撃たれても痛くないふりをしなくてはいけない
・全く乗り気ではない友人もムリヤリ捕虜の役にする
といった感じで、ごっこ遊びを真剣にしておりました。今思うとあまりにも幼くアホな中学生だったな~と、恥ずかしくてあまり言えない過去です」

 

 

ちょっと男子~!ちゃんと掃除してよ!!とか怒られてなかったですか?映画を観た後って、どうしてもその世界に浸ってしまいますよね。

 


やじキチ「小学生のころに、自販機の下をかたっぱしから漁るという『お金探し』をしてました!時には近場では飽きたらず、隣の市まで出向いてお金探しの大冒険!多い時で8,000円ものお金を拾い、ウハウハでした」

 


チャックフィンリー「……えっ、それって黒歴史にカウントされる!?」

 

 

8,000円も集めるなんて、かなりガッツのある小学生です。でも、なんか期待してた黒歴史と違う!

 

黒歴史レベル★★★★☆


紅ぽてと「みなさんの黒歴史、ぜんぜん黒くないですよ……フフフ。私はシナリオにまつわる黒歴史がありますね。私は絵を描くより話を考える方が好きだと気づき、中高では小説を書いていました。自分で言うのも何ですが、クラスメートや先生に”見せた”作品はそれなりに評価がよかったように記憶しています。そんな中学生時代の話です」

 

これはかなり自信があるようです。もっとも、黒歴史って自信を持つものなのかどうかは分かりませんが!

 


紅ぽてと「当時、架空のクラスメート(出席番号41番の渡辺くん)の目線から、教室で起こったことをおもしろおかしく紹介する超短編(A4・1枚)のコメディ小説を書いていました。この作品はクラスメートにも先生にも高評価だったんです」

 


紅ぽてと「ですが、思わぬ高評価に調子にのった私は、その作品に続編を書こうと思い立ちまして……よせばいいのに、ハードボイルドな話に転向して、よせばいいのに、書き切れるかわからない長いプロットを用意し、よせばいいのに、その構想を喜々としてクラスメートに話してしまいました」

 

黒歴史って本当に、「よせばいいのに」ってツッコミがぴったりハマります。でもなぜか止められない。これが若気の至りってやつなんでしょうか。

 


紅ぽてと「その作品は当時のクラスを舞台にしていたので、登場人物の中には当然、私自身もいるわけです。私の構想を聞いたクラスメートは一言、『それ、自分がカッコイイやつでしょ?』と言い放ちました。はい、その通りです……そんな壮大な話を書き切れるはずもなく、最初の1ページくらいで執筆をやめてしまったと記憶しています。アレを仕上げて誰かに読ませていたらと思うと……今でも震えが止まりません

 

似たような黒歴史がある人からすれば、下手なお化けよりずっとずっと怖い話です。ちなみに、そのパンドラの箱(データ)は今も持ってるんですか?

 


紅ぽてと「いやいや!このデータはさすがにもう残っていません。たぶん、当時のPC(Windows98!)といっしょに処分してしまったかと思います」

 

部屋の大掃除で久しぶりに見つけて悶絶、という事態はどうやら防げそうです。

 

 

新年早々、黒歴史をほじくり返してみましたが「自分も似たようなことしてたっけ……」と感じた人は多いのではないでしょうか。

 

もし当時のデータや、書きためたノートなんかが残っているようなら、処分するかしっかり封印しておくことをすすめます。誰かに見られたら、新たな黒歴史になってしまうかもしれませんからね!

 

 

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さとうむか

WEBライター・編集として奮闘するゆとり世代。気になったもの、おもしろそうなものを記事にしてお届けします。ジャンルはクリエイターさん向けのものから、生活・仕事・雑学などなど広くやっております。

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