もっとわかりたい!広報のお仕事 part04

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皆さんこんにちは!
茶味ニュルンです。

東京モーターショーの60周年記念として、約80台の名車が集まったパレードが
10月24日に東京・日本橋・銀座周辺で開かれたそうですね!
若者の車離れが嘆かれる昨今ですが、このようなイベントを通して
自動車業界が更なる盛り上がりを見せるといいですね!


さて、本日のブログでも広報のお仕事について解説させて頂きたく思います。
前回までで広報と広告の違いについて解説して参りました。

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<前回のおさらい>
■広告
・メリット・・・計画的にメディアに情報を発信することができる

・デメリット・・・コストがかかる
         広告主の主観が強い内容になる
         広告代理店が介入するため、ノウハウが流出する可能性がある

■広報
・メリット・・・コストがかからない
        第三者の客観的な文言なので、読者の共感を得やすい
        直接メディアと繋がることができるので、ノウハウが流出しない

・デメリット・・・いつ記事になるのかはメディアの意思によるため、確実性がない
         マスコミに需要がある情報を選出する必要がある。

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本日からはいよいよ、広報の具体的な仕事内容について解説していきたいと思います。

【社内広報と社外広報】

ひとことに「広報」といっても、その役回りは様々です。
まず、広報は対外的なものと対内的なもの、
いわゆる「社外広報」「社内広報」に分けられます。


社内広報 社外広報


■社外広報

<社外広報の主な役割>
・経営面の宣伝
・商品やサービスの宣伝
・リクルートの宣伝
・IR
・CSR

<社外広報の関係者>
・マスコミ
・行政、自治体、政府
・消費者、顧客
・金融機関
・投資家
・学校、学生

■社内広報

<社内広報の主な役割>
・社内報や社内向けビデオ等の作成
・社員家族とのコミュニケーション
・株主とのコミュニケーション
・グループ会社とのコミュニケーション
・クレーム受付、お客様相談室

<社内広報の関係者>
・社員やその家族
・グループ会社
・株主
・労働組合


【3つの広報】

先程は対外的な役割か対内的な役割かで、
「社外広報」と「社内広報」という2つの分類をしましたが、
広報はさらに3つの種類に分けることが出来ます。
それが「企業広報」「マーケティング広報」「危機管理広報」の3つです。

3つの広報


1.企業広報

経営方針、経営戦略、事業計画、ビジョン、事業目的、財務情報を伝える広報。


2.マーケティング広報

商品やイベント、キャンペーン等の広報。


3.危機管理広報

危機的状況に直面した際に、対応を行う広報。
あるいは、いずれ訪れるかも知れない危機を事前に想定して
それに対する準備を行う広報。



【広報が企業にもたらす効果】

ここからは、広報活動を行うことによって、
企業にどのようなメリットがもたらされるのか等を
具体的に解説していきたいと思います。
広報が企業にもたらす効果は、主に
「組織の活性化」「財務効果」「マーケティング効果」「リクルート効果」の4つです。


企業にもたらす効果


1.組織の活性化

広報活動が盛んな企業は、メディアに取り上げられる頻度も高くなります。
所属する企業がTVや雑誌といったメディアで取り上げられるのを目にすることにより、
社員の自社に対して誇りを持つようになり、仕事にやりがいを感じるようにたるため
企業が活性化するといった効果が見込まれます。

2.財務効果

メディアに露出することで知名度が高まれば、
金融機関や投資家への信頼度が高くなるため、財務面での資金繰りがしやすくなるという点も
広報によって見込まれる大きな効果です。
上場企業の場合は株価にも反映されますし、記載の資金調達などの好影響につながります。


3.マーケティング効果

こちらは言わずもがなですね。
商品や自社サービスを世の中に知らしめることにより、
商品の販売数を増加させ、会社の利益を向上させる効果があります。


4.リクルート効果

メディアに取り上げられることにより、企業名が一般的に知られるようになれば
入社希望数の母体数が増えるため、より優秀な人材が集まる効果があります。

如何でしたでしょうか?
「広報」「PR」という言葉を聞くと、
単純に商品や社名を「宣伝する」ことだけのように捉えられがちですが
その実は、役割によって様々な分類がされております。
企業の経営方針やを把握し、商品やサービスの宣伝といったマーケティングの部分も担いつつ、危機的状況に陥った際はその対処をする。
まさに「企業の顔」となって、あらゆる事項を対処する部門ということがわかります。


【まとめ】
・広報は対外的なものと対内的なもので、「社外広報」と「社内広報」に分けられる
・広報は「企業広報」「マーケティング広報」「危機管理広報」の3つの役割がある
・広報によって主に「組織の活性化」「財務効果」「マーケティング効果」「リクルート効果」の4つの効果が得られる


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茶味ニュルン

演劇畑出身。 苦手な早口言葉は「新進気鋭新人歌手による新春新人シャンソンショー」。 テクノアート株式会社では、社員全員を巻き込んで劇団を立ち上げようという壮大な野望を抱いていたりいなかったり。 背は低いが、誰よりもビッグな存在になれるよう日々邁進中。

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