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もっとわかりたい!広報のお仕事 part03
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2015.10.06
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投稿者: 茶味ニュルン
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皆さんこんにちは!
広報隊長の茶味ニュルンです。
タイムトラベル作品の中でも屈指の名作である「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズが、
日本で初めて劇場公開されてから、なんと今年で30周年になるそうです!
CS映画専門チャンネル「ムービープラス」では、劇場公開からちょうど30年となる記念すべき2015年12月7日に、
シリーズ3作品の地上波吹替版を一挙放送されるとのことです。
バック・トゥ・ザ・フューチャーは子供の頃何回も繰り返し見た映画ですが、
時間が経過しても未だに色あせない魅力を持っているのは本当にすごいですね!^^
さて、前回からかなり時間が空いてしましたが
本日も広報のお仕事に付いてご紹介をしていきたいと思います!
今回は「広報」と「広告」それぞれのメリット・デメリットをご紹介したく思います。
【広報と広告 それぞれの役割】
前回のおさらいとなりますが、広報と広告の大きな違いのひとつには
「費用が掛かるか否か」 という点があります。
広告・・・料金を払い広告枠を買うことで、商品の情報を発信すること
広報・・・自社の情報を記者や編集者に伝え、メディアに取り上げてもらうよう働きかけること
ここまでは皆さん覚えていらっしゃいますでしょうか?
文字だけですとイメージが捉え辛いかと思いますので、
実際に新聞や雑誌を思い浮かべて見ましょう。
新聞や雑誌といったメディア媒体は、上図のように
大きく分けてメイン記事と広告の2つの要素で構成されています。
その際に、広告は文字通り広告枠に掲載される内容、広報は記事内で取り上げられる内容
と認識していただけましたら分かりやすいと思います。
ではここからは実際に広報と広告の形態を比較し、
それぞれのメリット・デメリットのご紹介をしたく思います。
【広報・広告のメリット・デメリット】
★広告のメリットとデメリット
広告は上述の通り、新聞・雑誌・WEB・テレビ等の広告枠を購入することで、広告内容を提供するため、
メディアの形式や掲載期間などを全て広告主の意志通りに行うことが可能
という点が最大の利点となります。
広告枠を買い取るために多額の費用がかかると言う点はネックではありますが、
計画的にメディアで情報を発信することが出来る点では広報よりも扱いやすいと言えましょう。
ただ、どうしても広告主の意思反映が強くなりますので
主張性や主観性の強くなりがちになってしまうのが、広告のデメリットであると思います。
★広報のメリットとデメリット
それに対して広報は、マスコミに需要のある情報を提供することで、
広告料を払うことなくメディアに掲載してもらうことが可能です。
メディアに取り上げられる際には、記者目線で記事が書かれるため、
より客観性の高い内容になり、広告よりも読者から高い信頼と共感を得やすいと言われています。
費用を掛けることなく、更に大きな宣伝効果を見込める点が、広報の最大のメリットと言えましょう。
たしかに「この商品はこんなに素晴らしくて~」と一方的に褒め称える広告よりも
記者によるレポートの方が真実味に迫って聞こえますよね。
他にも、広告代理店を通さないため、マーケティングのノウハウが流出するリスクが少ないと言われております。
ただ、広報の場合、情報を取り上げるかどうかはメディア側が判断するため、
読者に需要のないと判断された場合は、メディアに取り上げてもらえない可能性もあります。
また、記事が掲載される時期もマスコミの意思に左右されるため、
こちらの意思どおりに情報発信出来ない可能性があります。
計画的にメディアに情報を発信することができない・マスコミの意思に左右されやすい
という点が、広報のデメリットと言えましょう。
【まとめ】
■広告
・メリット・・・計画的にメディアに情報を発信するkとができる
・デメリット・・・コストがかかる
広告主の主観が強い内容になる
広告代理店が介入するため、ノウハウが流出する可能性がある
■広報
・メリット・・・コストがかからない
第三者の客観的な文言なので、読者の共感を得やすい
直接メディアと繋がることができるので、ノウハウが流出しない
・デメリット・・・いつ記事になるのかはメディアの意思によるため、確実性がない
マスコミに需要がある情報を選出する必要がある。
如何でしたでしょうか?
このように、広報と広告にはそれぞれメリットとデメリットが存在するため
一概にどちらが優れていると断定するのではなく、2つを上手く使い分けるのが賢いやり方ですね^^
今回は広報と広告の違いに関して解説させて頂きましたが
次回は広報の役割について更に掘り下げて解説させて頂きたく思います!
皆様是非お楽しみに^^The following two tabs change content below.茶味ニュルン
演劇畑出身。 苦手な早口言葉は「新進気鋭新人歌手による新春新人シャンソンショー」。 テクノアート株式会社では、社員全員を巻き込んで劇団を立ち上げようという壮大な野望を抱いていたりいなかったり。 背は低いが、誰よりもビッグな存在になれるよう日々邁進中。最新記事 by 茶味ニュルン (全て見る)
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