これは知っておきたい! ゲームシナリオライターに必要なこと 第八回

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みなさん、おはこんばんちわ!

ご無沙汰しております。紅ぽてとです!

 

 

少しずつ暖かくなって来ましたね。

東京では17日に開花宣言がありました。

平年よりも9日も早い開花宣言だそうです。

 

でも、土曜日って寒かったような……

その前までが温かすぎたんでしょうか?

温度差が激しいですが、みなさんも体調には気をつけてくださいね!

 

 

それでは本日もはじめて行きます。

本日はネタが切れたらどうすればいいか……ですね。

 

(ちなみに前回の「キャラクターの書き分け」についてはこちらです!)

 

プロとして仕事をされている方も

今プロを目指している方も

恐らく一度はネタ切れを経験したことがあるのではないでしょうか?

 

「常にアンテナを張っていればネタ切れに困ることなし!」とか

カッコいいことを言えればよかったのですが

どんなに頑張っていてもネタが切れる時は切れてしまう気がします。

 

ネタ切れって単にテーマが見つからないとかそういう事に限らず

「ここの台詞、書いてみたけどいまいちパッとしない」とか

「どうもこの展開、前もやった気がする」とか

表現方法についてのネタ切れも作業の天敵になり得ますね。

 

そんな時はどうやって解決をしているのか、

この点については他の偉い先生方もお話をされていることかと思いますので、

あくまで私が実際にどうやって対処しているのかというお話をさせて頂きます。

 

(1)通常時の対処法

 

1.小休止を入れてみる。

普段から皆さんもやっていることかと思いますが、

作業が詰まった時、どんなに時間が無い時でも、

まずは一度落ち着いて小休止を入れることにしています。

 

 

お菓子を食べてもいいし、コーヒーを飲んでもいいです。

とにかく、一旦キーボードから手を離してみる。

これは何も作業が詰まっときじゃなくても効果的かも知れません。

 

例えば、プロットを書き終わった時点で一度手を止めてコーヒーを飲んでみる。

するとプロットに入れ忘れていた重要な要素を思い出すかも知れません。

 

順調に作業が進んでいる時でもそうでない時でも、

小休止のもたらしてくれる効果は絶大です。

 

どんな仕事にでも言えることですが、

適度な休憩は大事な仕事のうちと言えるでしょう。

 

2.他の作品を見てみる。

休憩を入れても作業が進まない、

そんな風邪のひき始めのようなネタ切れの際には

一旦仕事のことは忘れて別の作品を見ることにしています。

 

 

マンガを読むでもいいし、映画を見るでもいいです。

 

できれば自分がこれまでに触れたことの無い作品、

また自分の今書いている作品とは別の傾向の作品がいいです。

 

作品を書いている間は、その作品に似た雰囲気、展開の作品を研究しがちです。

当然、似た雰囲気の作品を見ていれば、

自然とどこかで見たことあるような展開になってしまいます。

 

私はどこかで見たことあるような展開が必ず悪いとは思いませんし、

偉大な先輩方に敬意を表すために台詞を借りることもあるのですが、

頻度が多いとユーザーさんには飽きられてしまうので注意は必要だと思っています。

 

そういった意味でも普段は絶対に手に取らない作品などを

あえて選んでみるといい刺激になるかも知れませんよ。

 

3.作業場所を変えてみる。

小休止を入れても、他の作品を見ても作業が進まない

「微熱があるかも?」というレベルのネタ切れの際には、

作業場所を変えて見るのも手です。

 

 

もしかしたら歩いているうちに血の巡りがよくなって、

今までにないアイディアが思い浮かぶかも知れません。

 

普段は行かない喫茶店なんかに行って作業をすれば、

いい刺激になって今まで考えてもいなかった方向からアイディアが出てくることもあるかも。

 

4.他の人に書いてもらう。

休憩を入れても他の作品を見ても、はたまた作業場所を変えても全くネタが出てこない。

そんな咳に加えて鼻水まで出てきたような状態になったら、他の人に書いてもらうのも手です。

 

 

もちろんフリーで仕事をされている方には、

「誰にも仕事を頼める人なんていないよ」という方もいるかと思いますが、

何も普段シナリオの仕事をしている方でなくても問題ありません。

私の場合は全く別の職種の友人にお願いをすることがあります。

 

むしろ、普段そういった仕事をしていない人の方が、

純粋な、ただ「なんとなくカッコイイ」「なんとなく面白い」と言った

感覚値で意見をくれますので、よりユーザー寄りな意見をくれたりするものです。

 

もちろん、それを「なんとなくカッコよく」見せているのは、

シナリオの構成の仕方次第なので、

一度書いて頂いた後にはあなた自身の手で直してもらう必要はありますが、

普段、同業で仕事をしていない人からの意見は非常に貴重な意見になるはずです。

 

 

ただし!

私はこの手法を使うのは、当社オリジナルのコンテンツ、

あるいはまだ企画段階で具体的なお仕事になっていないものに限っています。

なぜなら、クライアントのある案件では、

守秘義務の観点から家族友人と言えども具体的なお話は出来ないことが多いからです。

クライアントのいる案件ではこの手法は使わない方が無難でしょう。

 

5.寝る。

ここまでしても、どんなに頭が擦り切れるほど考えても、もう本当に何も出てこない。

そんなインフルエンザのようなネタ切れの際には、諦めて寝てしまいましょう。

まずは体力を回復させる事が優先です。

 

 

脳は睡眠の間に、記憶などを整理してくれるそうです。

 

 

ここまであなたが集めてきた情報を睡眠中に脳が整理してくれることに期待して、

一度ベッドへダイブしてしまいましょう。

 

翌日記憶が整理された状態でもう一度考えてみれば、

今まで考えもつかなかった素敵なアイディアが思い浮かぶこともあるかもしれませんよ。

 

(2)時間が無い時・あるいはどうしてもダメな時の対処法

(1)の手順を追ってみてもどうしてもダメな時、

あるいはもう納期が間近で寝てる時間なんてないよ! という時。

 

そんな時は潔く諦めて下さい。

 

 

ただし、この諦めるというのは、

「ごめんなさい。出来ませんでした」という類の

ネガティブな諦めるではありません。

 

「100%の力を出すことは出来ませんでしたが、

この状態で一旦見て下さい……」というポジティブな諦めです。

 

クライアントのある案件であれば、クライアントからその作品を受けて、

「ここをもう少しこうしてみたら?」などの反応があるでしょう。

ユーザーが直接のクライアントであれば、

次回作へ向けてのコメントなども寄せられるはずです。

 

お客さんからの意見をいただけるわけですから、一旦諦めて出してしまうことも手です。

 

何よりクライアントやユーザーとして困るのはリリースされないこと。

一緒に仕事をしている方にも迷惑になりますから、

納得できないから出せないというのは何事においてもやめるようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

恐らくみなさんもどこかで聞いたことあるような対処法ばかりだったかも知れません。

実際これらの方法は、効果が自覚できない物も多いです。

(その場その場は必死で考えてますから)

 

ですが、改めて考えてみれば確かに効果のある方法ですので、

今回このように紹介させて頂きました。

 

それでは、また次回お会いしたいと思います。

次回は、「書き終わったら提出前にやること」です。

 

 

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紅ぽてと

紅ぽてと

日々、煉獄式戦闘シミュレータを開発している暗黒大公。 束の間の安息の際にも天界の戦闘シュミレータを分析するなど、競合分析に余念がない。 その様子はまだ人とその他の者が分かたれていなかった時代の召喚獣の様だと言われている。 特技はドラゴン狩り。自らを雷神と名乗り、大罪の炎を使う。紫煙が切れると右手が疼く。

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