どこまでも上達したい!若きイラストレーターの挑戦【社員インタビュー第7回】

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月に1回、1人の社員が登場する連載企画「テクノアート社員インタビュー」。実際の仕事内容やテクノアートで働くことのおもしろさを、マジメに熱~く語ってもらいます!

 

「イラストやシナリオ制作の会社ってどんな感じなの?」「デザインに興味がある」と就職活動を考えている方は、ぜひチェックしてくださいね。

 

<前回の社員インタビューはこちらから!>
これが私の天職です!腕を磨き続けるデザイナーに注目

 

 

今回は若手イラストレーターの原田さんへインタビュー!学生時代の話から仕事の目標、就活を考えている人へのアドバイスまで、根掘り葉掘り聞いてきました。

 

 

イラストを仕事にする!恩師との出会いが人生を変えた

――絵を描くことをお仕事にされていますが、やはりお絵描きがずっと好きだったんでしょうか?

 

はい、子どものときから動物や恐竜を描いていましたね。マンガやボーカロイドにハマってからは、人間を描くのも好きになりました。最初はもちろん紙に描いていたんですが、ある日両親が「これからはデジタルだ!」と言って、パソコンとペンタブを買ってくれたんです。ペンタブなんてそのときまで存在すら知らなかったので、すぐには使いこなせなかったですが……そこで徐々にデジタルで絵を描く楽しさも知っていきました。

 

 

――たぶん「なんてうらやましい環境だ……」と思った人、多いと思います(笑)。そこから進路も絵を描く方向に決めたんですね。

 

 

確かにイラスト・ゲーム系の大学には進学したんですが、そのころは仕事にするとまでは考えていなくて、楽しければいいかなと軽い気持ちでした。いざ入ってみると周りはプロを目指している人が多かったので、なんか申し訳ないような気持ちになったのを覚えてますね。

 

 

 

しばらくそんな日々を送っていましたが、ある日ご自身もクリエイターとして活躍する先生の授業を受けまして、仕事の話を聞くことができたんです。自分のイラストが使われる嬉しさだったり、予想以上に修正がきて大変な思いをしたり、そんなリアルな部分をいろいろ教えてもらって。そこで「クリエイターの仕事でしか味わえない楽しさ」に強く惹かれて、絵を描くことを仕事にしたいと思うようになったんです。

 

 

――その先生との出会いが人生を変えたんですね。

 

そうですね、その先生と出会っていなかったら今は全く別の仕事をしていたかもしれないです。

 

 

――そこからテクノアートに入社するまでは、どのように?

 

自分のポートフォリオを掲載できるサイトに登録していたので、それを見て声をかけてもらい、インターンに行きました。その後在宅で作業したり、アルバイトをしたりといった期間を経て、2017年の4月に入社しました。

 

インターンは何社か行ったんですが、テクノアートでは描いたイラストに丁寧にフィードバックをしてくれたのが嬉しかったですね。自分で言うのもなんなんですが、入社する前と後でイラストを比べてみると、すでにかなり変わってます。前の絵は「よくこれで出してたな!」って思うものもありますし……成長を実感できているのはいいことですね。もちろん、まだまだだなとは感じていますが。

 

 

単に描くだけではNG。相手の意図を読み込むスキルも必要

――では次に、現在のお仕事について詳しく教えてください。

 

クライアント様からのご発注を受けて、ソーシャルゲームのデザイン制作をしています。具体的にはゲームに登場するキャラクターやその衣装、武器やアイテムの絵を描いてクライアント様へ納品します。進め方は案件によって違い、ゼロから考えて描く場合もありますし、先方からいただいたラフをもとに絵を完成させるときもあります。

 

 

 

――そのラフというのは、別の方が描いているものなんですよね。

 

はい。他の人の絵を完成させるという経験はあまりなかったので、慣れるまではレイヤー構成を理解するのにも戸惑ったりしていましたね。自分の絵柄と違った雰囲気でも、当然そちらに合わせる必要がありますし。

 

クライアント様から「こんなキャラクター、こんなデザインにしてください」という内容の書かれた指示書もいただくのですが、そこもしっかり読み込みます。細かく指定されているものから自由にデザインできるものまで、案件によって内容はさまざまですが、指示書を通してクライアント様の意図をきちんと理解する必要があります。

 

 

アレの山盛りにやみつき!1日のスケジュール

――そんな原田さんに、1日のスケジュールを教えてもらいました。

 

10:00~11:00
出社したらまず、前日までに提出したものの修正依頼があるかどうかを確認します。もしあればそちらを先に修正して、提出します。

 

11:00~13:00
修正対応が終わり次第、制作に取りかかります。今は外回りもないので、まとまった時間がとれますね。

 

13:00~14:00
ランチは自席でお弁当を食べたり、近くのうどん屋さんに行ったりします。うどんはネギ山盛りが好きです!ただ、食後は口がネギくさくなるので気を使いますが……(笑)。

 

 

14:00~19:00
午後も制作時間です。まだ描くスピードが遅いので、常に締切を意識しながら段取りを考えていきます。目標としては、ゼロからキャラ一人描くのに4時間ぐらいで完成させたいですね。

 

19:00
基本的に残業はないので、19時に退社します。帰宅した後も家で絵を描いています!

 

 

自分の中の引き出しを増やすことが、上達への近道

――帰った後もお絵描きの時間なのですね。それだけ好きなことを仕事にしていると、辛いなと感じることもあると思うのですが。

 

描いたイラストの修正が多くなってしまうと辛いですね。自分では描けていると思っても、実際は描けていなかったり、先方のご希望に沿うものではなかったりすると、力不足だなと痛感します。克服するために、まずは資料をたくさん集めてよく観察するよう心がけているんです。もちろんただ集めるだけでなく、人物ならお姉さんキャラでセクシーな感じ、厚塗りの絵柄で大人っぽい感じ、武器なら刀や銃などと細かく分類して、すぐ取り出せるようにしています。

 

 

 

――自分の引き出しを増やしておく、といったところでしょうか。

 

 

テクノアートでは、「花一輪でもよく資料を見て描くように」と言われます。何も見ないで描けたと思っても、いざ本物と並べると全然違うってことはあるんですよ。例えばワイシャツなんてほぼ毎日見るものですけど、何も見ないで描くと襟が正しい方向に曲がっていなかったりするものなんです。そうして資料を見るクセをつけることで、細かい点に気が付くようになりましたし、本物を見るのは大事なんだなと改めて感じました。観察力も前より断然アップしたと思います。

 

そうして苦労しつつも完成させたイラストを無事に納品できたとき、そしてゲームに登場したときは嬉しいです。イラストが活躍していると、あったかい気持ちになるんですよね。

 

 

レベルアップを重ねて、いつかは看板を担いたい

――イラストレーターとして、今後どのようなことを目指していますか?

 

 

やっぱり技術を向上させたいです。趣味として絵を描いていたときは、好きなものだけをそれっぽく見えるように描ければいいかなという意識でしたが、仕事にするようになって大きく変わりました。とは言えまだまだなので、どんどん上手になりたいです。アドバイスをもらって初めて気づくのではなく、自分でどこをどう修正すべきかすぐに分かるようになりたいですね。

 

幸いにも打ち込める環境ですし、丁寧に指導してもらっているので、知識や技術は吸収できているかなとは思います。目の前の課題を着実にやりとげて、ゆくゆくは所長に並ぶようなテクノアートの看板イラストレーターになりたいです!

 

 

 

――最後に、学生さんや就活を考えている人に向けてアドバイスをいただけますか。

 

これは私の反省点でもあるんですが、早いうちに基礎を固めておくべきです。人体の構造を把握するとか、立体的にとらえて描くとか。私はそれができていなくて苦労しているので、ちゃんとやっておけばよかったなと思っています。基礎をおろそかにすると、ツケが回ってくるんだなと。

 

 

――プロとなると、苦手だからできませんというわけにはいかないですもんね。

 

あとは、いろんなところに作品を出すといいと思います。私もポートフォリオをネットに公開してなければ、テクノアートとの縁がなかったかもしれないので。プロはクオリティだけでなく速さも求められるので、制作時間も書いているとわかりやすいですね。

 

それにポートフォリオをアップしていくと、「同じような絵が多い」とか「こんな感じの絵がない」とかいったことにも気付けるので、そこで新しい絵に挑戦してみるのはおすすめです。単に就活用だけでなく、自分の記録や見直しにもポートフォリオを役立てるといいですよ。

 

 

 

仕事で1日絵を描いて、帰った後にも趣味で絵を描くという原田さん。本当に好きでないとできないことです。だからこそ時には苦しむこともあるのでしょうが、「看板イラストレーターになりたい」と語ってくれたときの顔はとても晴れやかでした。

 

 

テクノアートブログでは、この先も月に1回のペースで社員インタビューをお届けします。次回は、イラストレーターとはまた違った職種に注目!過去記事もあわせてぜひチェックしてくださいね。

 

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さとうむか

さとうむか

WEBライター・編集として奮闘するゆとり世代。気になったもの、おもしろそうなものを記事にしてお届けします。ジャンルはクリエイターさん向けのものから、生活・仕事・雑学などなど広くやっております。

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