事務もディレクターも営業も全力で!やりがいは誰かの力になれること【社員インタビュー第5回】

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月に1回のペースでお届けする連載企画「テクノアート社員インタビュー」。月に1回、1人の社員が登場し、仕事の内容や働くことのおもしろさを語ります!

 

「イラストやシナリオ制作の会社ってどんな感じなの?」「デザインに興味がある」と就職活動を考えている方は、ぜひチェックを!

 

<前回の社員インタビューはこちらから!>
テクノアートを海外にアピール!世界一の営業マンをめざして

 

 

第5回となる今回は、事務に経理、さらには営業補佐やディレクターのお仕事まで担当するほっちーさんにインタビューを行ってきました。

 

 

一度は諦めた業界。巡り合わせで今の自分がある

――最初から経理や事務のお仕事をされていたんですか?

 

もともと絵を描くのが好きだったので、イラストやデザイン制作の業界は気になっていました。専門学校にも進学しましたが、そこで自分にはプロになれるほどの力がないなと痛感したんです。それに、仕事で本当に描きたいものが描けるのはひと握りの人なんですよね。そういった現実的な面を見て、イラストは趣味にとどめようと。好きなことを仕事にするのは諦めて、全く違う業界に就職し、経理や事務の仕事を担当していました。

 

 

――そこからテクノアートに入社するには、どんなきっかけが?

 

所長が声をかけてくださったおかげですね。もともと所長とは趣味をきっかけに知り合った友達同士だったんです。私が前の仕事を退職したタイミングで、たまたま会って話す機会があって。最初からテクノアートの話を聞きに行ったわけではなかったのですが、いろいろ苦労していることや、現在の状況を聞いているうちにだんだんと興味がわいてきました。「この会社の役に立ってみたい」という気持ちが強くなっていき、採用に応募したんです。

 

テクノアートに入社してもうすぐ1年が経ちます。職種こそ違いますが、こうして一度は諦めたイラストに関わる仕事をしているのが不思議ですね。

 

 

会社を支えます!幅広い仕事内容

――現在、どんなお仕事をされているか教えてください。

 

事務・経理全般とディレクター業務、営業の補佐を行っています。事務では主に請求書の確認や、入出金に関するデータ管理を担当しています。郵送物の対応やタイムカードの管理、それに買い出しなどのちょっとした雑務もしています。経費の整理があるので、月末・月初は特に忙しくなりますね。

 

また、当社の業務はクライアントの企業様からいただいたご注文をもとに、クリエイターさんと作品を完成させ、できあがったものをクライアント様へ納品する、という流れです。ディレクターとして制作スケジュールの管理、納品物のチェックも行います。ディレクター職の社員は第1回第2回にも登場しているので、興味のある方はそちらもチェックしていただければと。

 

 

――営業補佐のお仕事は、どんな内容ですか?

 

データ収集や資料作成を行っています。以前、営業の仕事をしていた経験もあるので、その知識が生きていますね。営業課のメンバーからどんな資料がほしいかを聞いて、それにしたがって作業をします。

 

資料の内容はこれまでの成功事例や、クリエイターさんのポートフォリオなどが多いです。また、新しくアプローチをする企業様の情報を集めたりもします。クライアント様との打ち合わせに同行することもありますが、トークはまだまだ力不足だと思っているので、他のメンバーを見習って改善していきたいですね。

 

 

空き時間もムダにしない。1日のスケジュール

――ここで、1日のスケジュールを教えてもらいました。

 

10:00
出社してすぐ、ささっと社内の掃除をしています。メンバーの邪魔にならないよう、なるべく一番に出社したいところですが、だいたい矢嶌(第1回に登場)が先に出社していますね!

 

10:00~11:00
まずはディレクター職の業務として、クライアント様やクリエイターさんからのメールをチェックします。

 

11:00~13:00
郵送物や書類の確認をしています。先方へお送りするものはなるべく早く出したいので、必ず午前中に対応しています。

 

 

13:00~14:00
お昼は社内でネットニュースを読みながら食べることが多いですね。炊飯器で炊きたてのご飯が食べられるので、レトルトカレーなどを持参しています!

 

14:00~17:00
この時間はメールと、クリエイターさんからの成果物チェックに充てます。手が空いたら経理の業務を行います。

 

17:00~19:00
営業をする企業様の情報収集を行い、資料をつくります。最後には社内の休憩スペースなどを片付けて、19時に退社します。

 

 

しっかり者ではないからこそ、きちんと整理ができる

――多岐にわたる業務で、頭がこんがらがったりしないのでしょうか?

 

それぞれしっかりとスケジュール管理をしなければならないので、そこは確かに大変ですね。どの業務でも、少しでも漏れがあると一大事です。うっかりミスのないよう、いくつか工夫をしています。

 

例えば……ひとつのカレンダーにすべて書き込むとごちゃごちゃになるので、デスクの卓上カレンダーには経理のスケジュールを。社内の共有カレンダーには、ディレクターや営業補佐のスケジュールを書き込むようにしています。個人的には使い分けたほうが見やすく、パッと見てよく分かるので、自分に合った仕事のしかたを見つけるのは重要ですね。

 

 

――きれいに整理されているんですね。以前からきっちりとした性格だったんでしょうか。

 

いえいえ!これは仕事なので責任を持ってやっていますが、本来はしっかりしているタイプじゃないんです。家の中ではボーっとしていて、家族に「早くやってよ!」と急かされたりしています(笑)。

 

でもそういう自覚があるからこそ、抜け漏れがないよう慎重に進められるのかなと。1日の中で何度か、手を止めて次にどのタスクに取りかかるかチェックする時間をとるようにしています。全体を見つつ、優先順位をつけて進めていけば、「忘れてた!」はかなり防げると思うんです。自分なりの方法で、しっかりバランスをとることができれば、業務内容が幅広くても焦ることはないですよ。

 

 

やりがいを感じるのは「誰かの役に立てた瞬間」

――お仕事をしていて、うれしい瞬間ややりがいを感じるのはどんなときですか?

 

事務は地味な作業の繰り返しなのであまり変化はないですが、社内の全ての業務に関わっています。そのぶん改善点や課題も見つけやすいもの。「こうしたらみんなが仕事しやすいんじゃないか?」と思ったら積極的に提案しています。

 

具体的には目標を印刷して貼り出したり、書類のフォーマットを作ったり……そんなに大きなことではありませんが、自分の提案が通って環境が整うと、うれしく感じますね。人の役に立つのが好きなので、少しでも力になれたらと。

 

 

――好きなイラストに関われる、ディレクターのお仕事ではいかがでしょうか。

 

ディレクター業務でやりがいを感じる瞬間は、作品が無事に納品されたとき。私はまだディレクターとしての経験は浅いのですが、いつも自分のことのように嬉しいです。

 

それに今もイラストを描くのが好きなので、クリエイターさんがどんな作品を生み出してくれるのかも楽しみにしています。修正依頼を出すときには、必ず「こう言われたら、自分だったらどう思うかな」と考えてから文章をつくります。クリエイターさんの目線に立ってみることは欠かせません。

 

 

会社に貢献できるよう、さらに成長していきたい

――今後の目標について教えてください。

 

会社としての目標は、さらにたくさんのコンテンツを制作していくこと。私はその助けになれるよう、できるだけ多くの知識を得ていきたいです。いろいろな業務を担当していますが、得意な分野はさらに効率的に。まだ力不足だと思う分野では、積極的に勉強してスキルアップをはかりたいですね。

 

幅広い業務を担当するのは確かに大変ですが、会社全体を見渡せるようになるメリットもあります。「この会社の役に立ちたい」という気持ちに変わりはないので、これからもテクノアートに貢献していきたいですね。

 

――最後に、デザインやイラスト業界への就職活動を考えている方へメッセージをお願いします!

 

当たり前かもしれませんが、まずは社会人としての基礎固めが大事だと思います。例えばマナーを守るとか、同じことを二回言われないようにするとか、どんな業界でも当たり前のことができなければいけないかなと。私も新人時代にはいろいろ失敗しましたが、怒られることも貴重な経験です。知識やスキルは確かに必要ですが、まずは基本的な部分が欠かせないと思います。

 

 

忙しいときでもテキパキと仕事を進められる彼女には、根底に「人の役に立ちたい」という一途な気持ちがありました。優しく仲間想いな性格だからこそ、周りから必要とされる存在になっているのですね。

 

テクノアートブログでは、この先も社員インタビューを毎月公開していきます。次回はまた違った職種の社員が登場!はたして、どんな話が聞けるのでしょうか。

 

 

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さとうむか

WEBライター・編集として奮闘するゆとり世代。気になったもの、おもしろそうなものを記事にしてお届けします。ジャンルはクリエイターさん向けのものから、生活・仕事・雑学などなど広くやっております。

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