ジャガーと一緒にするな!ヒョウにホレこんだ男の主張~テクノアート社員の趣味語り~

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今回も始まりました、「社員のアツい趣味語り」シリーズ。とにかく多趣味なテクノアートの社員が、好きなものをここぞとばかりにアピールします。なお、毎回独断と偏見にあふれた内容でお届けしますので、社員よりもくわしい方、どうかお手柔らかに……。

 

<前回の記事はこちらから!>
だからカンフーはおもしろい!ハマった僕がとことん紹介します

 

今日登場するのは、テクノアートのディレクターとしてバリバリ働くやじキチさん。前々から、なーんか服装がハデな人だとは思っていたんですが、珍しい趣味をお持ちだそうで……

 


「はい。今日僕がみなさんに紹介する趣味はずばり、ヒョウです

 

ヒョウって、あの動物の!? それが趣味って、どういうこと?

 

ヒョウ・ジャガー・チーターはここで見分けよ


「きっかけは子どものころテレビで観た狩りの映像。音もなく獲物にしのびよってアサシンのようにしとめる、そのカッコよさに惚れたんです。なので、ヒョウ歴はかなり長いですよ」

 

『ヒョウ歴』。人生で初めて聞くワードがさらりと出てきて不安ですが、好きなものを語ってもらう記事なので、まあよしとしましょうか。ところで、ヒョウはジャガーやチーターと何が違うんでしょう?

 


「うわっ……出た出た!!服屋でもたまにあるんですよ、ジャガー柄やチーター柄をヒョウ柄と書いているところ。ヒョウ好きとして、そういう間違いはホントにやめてほしいんですよね~。それでは、ヒョウとジャガーとチーターの見分け方を伝授しますね!!」

 

わあ……なんだか変なやる気スイッチを押してしまった気がします。

 


「まず、ヒョウ柄の特徴は『輪っか』です。黒くふちどられた輪っかが並び、輪っかの中には何もないですね」

 


出典:写真AC

 

そうそう、これがいわゆるヒョウ柄ですよね。顔や足先など模様が小さくなるところは、輪っかがちぢまって黒い斑点模様になっています。

 


「対してジャガーは、輪っかの中に点々が入っています。次の写真の背中のあたりを見てもらうとわかりやすいはず。体も、ヒョウよりジャガーのほうが大きいです」

 


出典:写真AC

 

本当だ!ヒョウと同じく黒いふちの輪っかはあるものの、その中にいくつか点が並んでいますね。

 


「最後にチーターですね。彼らはわかりやすいですよ!模様は輪っかではなく斑点ですし、目から口にかけてスッと黒いラインが入っています。体も小さめで、走ることに特化しています」

 


出典:写真AC

 

まるで長距離ランナーのようなチーターのおみあし。こうして並べてみると、ハッキリした違いがあるものなんですね~。

 


「ヒョウの模様といえば、態度などが変わることを『豹変する』と言いますよね。これは季節によってヒョウの体毛が生え変わり、その度にきれいな模様が出ることからできた言葉なんです」

 

そうなんですか!昔の人も、くっきりとしたヒョウ柄には注目していたんですね。

 


「でも、今ではあまりよくない意味なので複雑ですけどね……。もともとは『間違いを改める』という良い意味だったんですが、なぜか変わってしまったようです」

 

ジャガーと間違われたり、悪い意味の言葉に使われたり、ヒョウにもいろいろあるんですね。

 

ヒョウはカラーバリエーションも豊富

また、ヒョウといえばヒョウ柄のイメージがパッと浮かびますが、それだけではないようです。

 


「『ヒョウ』とよばれる動物にもいろいろな種類があるんですが、大きく分けると4つのタイプがあります。まず1つ目は黄色と黒のスタンダードなヒョウですね。ライオンやハイエナに食べものを横取りされないよう、木の上にいることが多いです」

 


出典:写真AC

 

肉食獣らしいキリッとした目つきですね。やじキチいわく、有名ブランド・カルティエのポスターにもよく登場しているそうです。

 


「次にクロヒョウ。実はこれ、ヒョウの突然変異で生まれるんです!逆に、クロヒョウから黄色と黒のヒョウが生まれることもあります。よーく見ると、クロヒョウにも模様が入っているんですよ」


出典:浜松市動物園公式サイト/わくわく!はまZOO

 

へぇ、もともとクロヒョウという種類があるわけではないんですね!まるでシルエットのようなたたずまい。見ているこっちがドキッとしちゃいます。

 


「3つ目はユキヒョウ。いや~、美しい……彼らは雪の多い高山にいるので、毛が長めなんです。環境に適応するため、体つきもヒョウに比べてたくましいですよ」

 


出典:写真AC

 

耳元や首の回りがモフモフとしていてあったかそうです。目立つからか、ユキヒョウは動物園でも人気ですよね!

 


「最後はウンピョウです。体は少し小さめで、東南アジアに多く生息しています。『ウン』は雲のことで、からだの模様が雲のように見えることからそう呼ばれているんですよ」

 


出典:飼育日誌|よこはま動物園ズーラシア公式サイト

 

たしかに、ヒョウ柄がちょっと引き伸ばされたような独特の模様をしています。これを雲にたとえるなんて、なかなかおしゃれな名前ですね。

 


「ちなみに……『パンサー』というと大型のネコ科全般を指しますが、『レオパード』という言葉はヒョウのみをあらわすんですよ」

 

ヒョウへの愛はまだまだ深い

シリーズ2回目にしてけっこう変化球でしたが、ちょっと動物園に行きたくなっちゃいました!ヒョウへの熱弁、ありがとうございました。

 


「えっ、もう終わりですか!?早いなあ~。ヒョウはすごくカッコよくて大好きな動物なんですよ。くれぐれも、ジャガーやチーターと間違えないでくださいね」

 

なお、思い立って「ヒョウ」で画像検索をかけてみると、ジャガーやチーター、果てはトラまで一緒に表示されてしまいました。ヒョウマニアの苦悩は、まだしばらく続きそうです。

 

さて、この次はどんな趣味を語ってくれるのでしょうか?第3回も、どうかついてきてくださいね!

 

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さとうむか

WEBライター・編集として奮闘するゆとり世代。気になったもの、おもしろそうなものを記事にしてお届けします。ジャンルはクリエイターさん向けのものから、生活・仕事・雑学などなど広くやっております。

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